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「フェイスラインの引き締め効果を持ったフェイスマスクを帝人ファイバー(株)と共同開発」フェイスマスク

フェイスラインの引き締め効果を持ったフェイスマスクを帝人ファイバー(株)と共同開発

特許出願中(T12P029WW) 従来のフェイスマスクは、一般的に顔を覆うだけのものであり、顔面のシミやくすみへの対策や保湿維持などは効果的に行うことはできましたが、左右のフェイスラインの引き締め効果(リフトアップ効果)は兼ね備えていませんでした。 そこでアンファー研究所ではフェイスラインの引き締め効果を有するフェイスマスクを開発することに着手しました。そして研究を進めていく中で、皮膚への吸着性をあげるためにシート状の基材として繊維径がナノメートルオーダーの不織布を用いなければなりませんでした。 様々な素材を模索した結果、繊維研究のパイオニア、帝人ファイバー株式会社の素材にたどり着きました。そして素材特性を活かした形状のマスクを独自開発。2社の共同研究により、この高機能フェイスマスクが生まれました。

超極細繊維「ナノフロント®」をフェイスマスクに採用

ナノフロント®は断面積が髪の毛の約1/7500の細さの「超」極細繊維で、フェイスマスクに汎用されるコットンと比べても、は圧倒的な繊維の細さです。この基材は、繊維径が50~1,000nmの合成繊維を5~50重量%含み、目付けが30~100g/m2、湿潤動摩擦係数が2.0以上、湿潤剛軟度が1~5cmである不織布から成り立っています。この細かい繊維が肌との接点を増やし、貼りつくような密着感を与えます。また繊維自体は美容液を吸わず、主に繊維間隙に美容液をため込んでいるため、美容液をマスクから放水する機能に優れています。この多接点と放水性によって美容液を素早くマスクから肌に移行させ、美容液を押し込むように肌に届けます。更に、熱放射性によって肌をひんやりとひきしめる効果も期待できます。

素材の特性を最大限に生かした独自のクロスアップ型

フェイスラインのゆるみに働きかけるために、顔を覆う本体部とその下部に2本の足部を有し、本体部で顔を覆った後、顎の下でそれぞれの足部をクロスさせ、右側の足部は左側のフェイスラインに沿って、左側の足部は右側のフェイスラインに沿って、それぞれ持ち上げて本体部に密着させて用いることより引き上げ力が大きく、かつフェイスラインをしっかりキャッチできる足つきの「クロスアップ型」を開発しました。 さらにほうれい線や顔全体のぼやけのために、忘れがちな頬部分にも引き上げ機能を追加しています。ナノフロントRの密着性でぴったりフィットし、繊維間の摩擦力も大きいためクロスして貼りつけた足部分や頬部分がずれにくく、まるでガードルの様にがっちりと顔全体を固定する事ができます。 帝人ファイバー株式会社のナノフロント®素材と特殊なクロスアップ型により、緩んだ左右のフェイスラインの引き締め効果を有するフェイスマスクを開発することができました。 なおこの共同開発により誕生したマスクはフレグランスジャーナル社のFRAGRANCE JOURNAL 2013年1月号に掲載されました。 ※島田邦男, フレグランスジャーナル, 41(1), 76-78(2013)

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