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【イベントレポート】アンファー株式会社 新社長就任記念トークイベント開催 特別ゲストは元ソフトバンクホークス監督 工藤公康氏 ~「健康」であることが人生を豊かにする~ ミライをひらくカギは“挑戦し続ける”こと

アンファー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉田南音、以下「アンファー」)は、2024年11月19日(火)に、元プロ野球監督の工藤公康さんをゲストとしてお迎えし、今年アンファー代表取締役社長に就任した吉田社長とのトークセッションイベントを開催いたしました。

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■2024年3月、アンファー株式会社代表取締役に新卒15年目の吉田南音が就任
アンファーは、創業37年、スカルプD発売20年を迎える2024年3月に、吉田南音が新たに代表取締役社長に就任いたしました。2010年にアンファーに入社し、デジタルマーケティングやブランド戦略を担当。2019年からはグループクリニックのコンサル業務を統括し、2021年に取締役に就任。2024年3月15日より代表取締役社長に就任いたしました。

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■アンファーはスカルプDだけじゃない!美と健康に関する多角的な事業展開

今回、「未来をひらく思考~アクティブエイジングライフの実現~」をテーマに、アンファー株式会社代表取締役社長 吉田南音と、スペシャルゲストの工藤公康さんによるトークセッションイベントを実施いたしました。まず初めに吉田より、アンファーの多角的な事業展開に関して説明がありました。

吉田は、「『自分を より「美しく」「健やかに」することを通じ、人生を より「愉しく」したい人を増やすこと』という企業理念の基、アンファーでは『スカルプD』をはじめとする発毛事業を中心に、皮膚科学と予防医学の知見を活かした商品・サービスを提供してまいりました。弊社は薄毛用シャンプーの会社と思われがちですが、近年では睡眠事業、オンライン診療、ファストクリニック、女性医療など、『美と健康』の領域で包括的且つ最適なソリューションを提供しています。例えば、グループ会社の株式会社ブレインスリープは、スタンフォード大学の西野教授監修の基、睡眠医学と先進テクノロジーを融合した商品を展開しており、『クレアージュ レディースドッグクリニック』は働く女性のための医療サービスを提供するなど、医師の多角的な視点を軸に『メディカルヘルスケアカンパニー』を目指しています。」とコメントしました。

■スペシャルゲストは工藤公康氏!「健康」に対する熱意で意気投合
スペシャルゲストとして登壇された元ソフトバンクホークス監督の工藤公康さんは、アンファーの印象に関して、「僕自身の考えとして、アンファーの企業理念とは通じる部分があると思います。スタンフォード大学の西野先生にも直接お会いしたことがあり、睡眠の大切さを教えていただいたことがあります。そこで得た知識を活かし、実際にホークスでも練習後の仮眠を取り入れたほどです。」とコメントされました。

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■なぜ「健康」に着目するのか
アンファーが『美と健康』を軸に商品やプロダクトを展開している理由として、吉田は、「人口が減少し、労働寿命が短くなっている世の中で、パフォーマンス良く働き社会に貢献できる時間を長くすることがアンファーの存在意義なのではないかと思っています。見た目も中身も常に若々しく元気に歳を取ることのできる人々を増やし、支えたいという想いで事業の展開をしていこうと決めました。」と語りました。

工藤さんも自身の健康維持に関して、「20代の頃はお酒の飲みすぎや不摂生な生活をしていましたが、食事や睡眠に気を遣うようになり、選手寿命を延ばすことができました。『食べたもので体が作られる』と一般的に生理学の書物で見かけますが、やはり、どういうものを食べたか、どう睡眠を取ったかが吉田社長のおっしゃる『美と健康』に直結するのではないかと思っています。」とアンファーの“予防医学”という観点に共感し、自身の野球人生に関しても想いを述べられました。吉田は、「中身が健康だからこそ、見た目が綺麗になっていくというように連動していますよね。」と感想を述べました。

チームの指針を定め、共有すれば同じ方向を向いて頑張れる
社長に就任して最初に何をしたか?と問われると吉田は、「会社としてどう社会に価値を提供していくのかをまず始めに明文化しました。スカルプDだけでなく、内側からも外側からも美しく・健康にいられることを包括的にサポートする企業になりたいと改めて志し、『アクティブエイジングライフ』の実現や『メディカルヘルスケアカンパニー』というキーワードも自ら開発しました。それを目指すために今後の方向性・ゴール設定を可視化し、私の言葉で各事業の経営陣にプレゼンし、同意を得たあと、社員全員を集めて熱弁しました。みんなバラバラの方向を向いていてはもったいないので、どこに向かって頑張ればよいのか、しっかりと指針を定めて共通認識を持つことで一丸となって成果をあげられるのではないかと思いました。」と述べました。
工藤さんは、「チームとしての方針、方向性をしっかりと定めてメンバーにプレゼンする。これは私も同じことをやりました。その中で決めた3つのことが①UTTプレイヤーの育成、②循環型の組織作り、③チーム内の意思の統一です。上に立つ者が、キャンプ前にメンバー全員が向かうべき道しるべを示し、選手たちが安心して野球を出来る環境を整えることでチームの勝利に一歩近づいたと思います。私自身も積極的に本を読み、選手たちの食生活から健康、メンタル面までをサポートするための勉強は欠かせませんでした。また、なぜこのような事象が起こったのか?原因はなにか?その原因を今後回避するには?チーム作りも会社作りも奥が深く、一貫して『考える』を惜しまないことが大切です。」とコメントされました。
※スポーツにおいて複数のポジションをこなすことができる選手を指し、「オールラウンダー」などとも呼ばれます。

■若手の育成、カギとなるのは「同じ目線」でいること
若手の育成に関して、吉田は、「若手の頃は仕事量をこなすことが大事だと思います。私も若手のころは必死に量をこなしました。成長している人の共通項として、泥臭く量をこなしている人が多いですね。その中で仕事の質を上げていくことが大切だと思っています。」、工藤さんは、「吉田社長が言うように、技術を身につけるには反復練習が必要です。これは野球もまったく同じことが言えます。量をこなすうえでどう効率化していくかが重要ですね。」と吉田の述べたことに対して共感の意を示されました。また、工藤さんは、「若手を育成するうえでリーダーは『チームを束ねる』ではなく、『同じ目線に立つ』ことでメンバーの意思・適正を引き出そうという意識を持って『チームビルディング』を行っています。」と監督時代に意識していたことを述べ、吉田も社員の興味を引き出す意識を持つことの大切さに共感しました。

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■今後の展望 ~新規事業に畑仕事…!キーワードは“挑戦しつづける姿勢”~
アンファーの今後の事業展開に関して、吉田は、「アンファーの利益の根源であるスカルプDをロングセラー商品として売り続け、より多くのお客様に手に取っていただくことで、既存事業として今後もしっかり注力していきたいです。一方で『アクティブエイジングライフ』の実現、『メディカルヘルスケアカンパニー』を目指していく中で、現状の商品やサービスをさらにブラッシュアップし、新規事業として美容・医療分野を展開していきたいと考えています。そして『美』と『健康』を軸に、お客様のお悩みに寄り添い続ける新しい商品やサービスを提供する企業でありたいと思っています。
まさしく『アクティブエイジングライフ』を実現されている工藤さんは、「最近は農業をしています。というのも『食べたもので体ができている』とよく言われているのもあり、生産者がどのような想いで、どのような大変な工程を踏み、我々が食べている野菜が作られているのか理解を深めています。」、と何事も貪欲に体験し、『学ぶこと』が自身の成長に繋がっているとコメントされました。

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■質問コーナー
トークセッションイベントの後半には、ご来場の皆様が工藤公康さんと吉田社長に直接質問できる時間が設けられました。

<工藤公康さんへのご質問>
娘に、メンタルのケアをしてあげたいのですが、親としてどうすれば良いのでしょうか?
工藤さんは、「何事にも共通認識を持つために親子でしっかり話し合うべきです。子どもが求めてきたことをやれる・手助けできる親になることが大切です。『親だから○○しなきゃいけない』、という考え方ではなく、深く詮索せず子どものニーズに応じたサポートを心がけるべきだと思います。」と自身の子育て経験を基にコメントされました。

奥様の手料理で健康を回復されたとのことですが、1 番好きなお料理は何ですか?
工藤さんは、「好きな料理は『B級グルメ』で、カレーやお好み焼き、焼きそば、かつ丼が特に好きです。昔は15品目も用意されていて、奥さんに『全部食べるまで立たないで』と言われていましたが、今では食べ合わせを考えてくれるようになり、品目が減ってきました。我慢は良くないので、週に1回は好きなものを食べ、残りの日は奥さんの手料理を楽しんでいます。今も健康でいられるのは奥さんのおかげですが、今日はこの場にいなくてよかったです。(笑)」と奥様との仲睦まじい様子をコメントされました。

チームビルディングの中での循環型組織に関して具体的に教えてください。
工藤さんは『チームビルディング』の前提として、「1軍の監督は選手と信頼関係を築くために一定の距離を保 ちながらマネジメントを行い、2軍・3軍の監督は選手に技術を教え、メンタル面で向き合う役割を担っていま す。」と述べ、「循環型組織を実現するために、1軍のバッティングコーチを3軍の監督にし、その後2軍の 監督、最終的には1軍の監督に任命するような決定をしてきました。過去に優勝したプロ野球チームもこのような循環型組織を体現している傾向にあります。」とコメントされ、現在では選手だけでなく、球団が監督やコーチを育成し、全体の底上げを図るべきだと強調しました。

田南音社長への質問>
アクティブエイジング実現のため、アンファーグループとして
お客様、患者様にやるべきこと、スタッフ一人ひとりが意識すべきことは何でしょうか?
「社員には美と健康に対するアクションを増やし、理解を深めていって欲しいです。会社としても新しい制度を導入し、テクノロジーを活用してシームレスに社員が体験できるプラットフォームを構築する予定です。チャットボットの導入も検討しています。」と吉田が今後チャレンジしていきたいことも含めて回答しました。
それに対して工藤さんは、「出る杭は打たれるという言葉がある中でチャレンジしようと思える吉田社長の意志の強さを見習いたい。」と吉田に称賛の声を送りました。

 女性用の商品の開発で、企画や研究に関わる女性男性の比率を知りたいです。
どの程度、女性の意見が反映されているのでしょうか。
吉田は、「スカルプDのイメージから男性社員が多いと思われがちですが、実際には女性社員が約4割を占めています。中には女性が8割を占めるチームもあり、彼女たちのアイデアやスピードは非常に優れています。」とコメントしました。

同質問に対して工藤さんにも話を聞いてみると、「選手たちと目線を合わせて指導していますが、男性は意外と弱みや本心を見せない傾向があります。オフ時のチーム旅行やパーティーにて選手の奥さんや家族と交流することで、選手たちの見えない一面を知ることができ、情報収集に役立っています。情報は命ですからね。私たち裏方は、選手を支えるために尽力していますので、遠征後には選手の奥さん方を含めた裏方に感謝の気持ちを込めてお土産を渡すことも多いです。」という回答がありました。

吉田は、「奥さんまでチームビルディング(裏方側)の一員なんですね。」と述べました。

 

 

■工藤公康氏が監督時代に経験した挫折とは?
社長はアンファーの今後に対しての意気込みを語る
吉田は、「前回の企業イベントでも今回の対談でも、考えや工夫を凝らし、工藤さんは常に良い結果を残されていると思います。逆に挫折を経験したことはあるのでしょうか?」と質問。工藤さんは、「ある試合で逆転負けした際、コミュニケーションの取り方や選手の見方、ベンチでの自分の態度を後悔しました。反省せずに見て見ぬ振りをすることもできましたが、選手たちに『どこでどんな態度をしていた?』などと積極的に聞き、自分の高圧的な態度を反省し、気を付けるようになりました。その後、選手たちから『変わった』と言われるようになりました。」と述べ、監督時代に傾聴力を高めるために日々努力していたことを明かしました。

また、これからのアンファーに期待することについて尋ねられた工藤さんは、「科学で証明された『美』と『健康』、『アクティブエイジングケア』の究極を目指してほしいです。革新的で新しい商品を、自信を持って生み出し、アイデアを出し続けることでより良いものができると思っています。前に進むことをやめずにいてほしいです。」と述べられました。

最後に、今後のアンファーに対しての意気込みを尋ねられた吉田は、「3月に社長に就任した際、悩みや自信のなさを感じていましたが、工藤さんとの話を通じて自分のやってきたことに自信を持つことができました。これからもアンファーは、お客様の悩みに寄り添い、究極を目指してアクティブエイジングライフの実現をサポートしていきますので、応援いただけると幸いです。」とコメントし、今回のトークセッションイベントは終了いたしました。

アンファー株式会社について
アンファー株式会社は、1987年に会社設立。「予防医学」をタグラインに掲げ、“自分をより『美しく』『健やかに』することを通じ、人生をより『愉しく』したい人を増やすこと”という企業理念のもと、すべての人々に「美」と「健康」の提供を目指すトータルエイジングケア・カンパニーです。多くの医師や臨床機関・研究機関との密接なリレーションを構築しながら、「スカルプD」シリーズをはじめ、化粧品、食品等、様々なエイジングケア商品・サービスの企画・研究開発および販売を行っております。

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