【夏のお悩み】女性の半数が自身の体臭に不快感不快な自身のにおいランキング・トップは口臭！2位の脇に続く3位は？

においの原因を“更年期”と回答する女性は約3人に1人。女性の体臭にはホルモンが関係している？婦人科医師が解説

アンファー株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：吉田南音以下「アンファー」）が展開するデリケートゾーンケアブランド「Femtur（フェムチャー）」は、全国の20～60代の女性300名を対象に夏の身体のにおい悩みに関するアンケート調査を実施いたしました。

【調査概要】
・2024年7月実施 WEBアンケート形式・全国20～60代女性300名

■女性の約半数が自身の身体のにおいに不快感を抱いている

夏は体臭の発生が気になる季節ですが、最近はにおいが原因で周囲に不快感を与えるスメルハラスメント（通称：スメハラ）が話題になることも。今回女性300人に調査をしたところ、自身の身体のにおいが不快だと感じている女性は約半数で、2人に1人は体臭を気にしているということがわかりました。

■気になる身体のにおい調査を実施！口臭、脇に続いてランクインしたのは…？

「気になる身体のにおいランキング」として、自身の身体のにおいで気になる部位を調査したところ、1位は口内（口臭）のにおいで、汗をかいた時に気になりがちな脇は2位にランクインしました。そして3位には、デリケートゾーンが選ばれる結果に。湿気や汗がこもりがちなデリケートゾーンは、夏は特ににおいの発生を強く感じる女性が多いようです。

“デリケートゾーンのにおい”は、気になるけど後回しにしがち…
先述の気になる身体のにおいランキングをもとに、においケアの実態についても調査しました。実際ににおいケアを行っていると回答した女性に対して、ケアしている部位について質問したところ、上位2つの口臭と脇は半数以上の女性がにおいケアを行っているのに対し、デリケートゾーンは3割を下回る結果となりました。デリケートゾーンのケアが後回しになってしまいがちな理由として、「他人との会話で話題にしにくい」などの声が挙げられています。

40～50代女性の3人に1人がにおいの原因を“更年期”と回答
自身の身体のにおいは何が原因だと思いますか？という質問に対して、「更年期」と回答した40～50代の女性は約3人に1人であることも分かりました。閉経前後の約10年間を指す更年期は、ほてりや発汗、倦怠感など心身に不調が表れやすい時ですが、更年期の症状として体臭が気になる女性も少なくないようです。今回は女性の更年期と体臭はどのように関係しているのか、日々女性の身体の悩みに寄り添う婦人科の医師に話を伺いました。

クレアージュ東京レディースドッククリニック婦人科顧問医師大島乃里子先生

■医師が解説「更年期の体臭は女性ホルモンや加齢が関係している」

大島医師に話を伺うと、「体臭は汗と皮脂と皮膚の細菌がまじりあって発生するものですが、更年期の女性は女性ホルモンの揺らぎにより発汗が増えます。」と話され、女性ホルモンの揺らぎが関係していることが分かりました。また、「年齢とともに汗と皮脂がまじりあい、酸化して感じるにおいが強くなってきます。ストレスがかかるシーンでいわゆるべたっとした“嫌な汗”をかくこともあるかと思いますが、更年期はストレスの多くかかる時期であり、このような汗の性質からも体臭を感じるようになる方が増えてきます。」と、更年期特有の発汗症状についてもコメントされました。

更年期はデリケートゾーンのにおいも感じやすい
また、大島医師によると、女性ホルモンはデリケートゾーンのにおいの発生にも大きく影響するとのこと。「女性ホルモンは、腟の皮膚や粘膜の厚み・潤いに作用しており、菌の繁殖を予防してくれる役割を担っていますが、更年期になると女性ホルモンが減少することで腟の自浄作用が弱まり、菌が繁殖しやすい状態に。これがデリケートゾーンのにおいを一層感じやすくなる原因です。デリケートゾーンのにおい対策はなかなか後回しにしがちですが、専用の洗浄料で洗ったり保湿をすることで、炎症などの対策に繋がることもありますので、是非取り組んでほしいと思います。」とコメントされました。

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デリケートゾーンはボディソープじゃダメなの？
では、デリケートゾーンは丁寧に洗うことでにおいのケアには繋がるのでしょうか？実は、デリケートゾーンの皮膚は、顔や身体と比べてpH値が低く弱酸性に保たれているため、ボディソープや石鹸で洗うと必要な菌まで流れてしまう恐れも。デリケートゾーンは常在菌のバランスの乱れがにおいやかゆみなどのトラブルの原因になる可能性もあるため、顔用の洗顔料や化粧水で肌ケアをするのと同様に専用の洗浄料やオイルでのケアが大切です。