アンファー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:叶屋宏一 以下「アンファー」)は、2017年より全都道府県各100人、合計4,700人(男女比50:50、20歳代~60歳代各10人)を対象に頭髪事情に関して調査を実施しており、この度2023年の「薄毛の境界線」に関する最新調査を行いましたので結果を発表いたします。
【調査サマリー】
日本全国4,700名の「薄毛の境界線」に関する意識調査
TOPICS① 2023年の薄毛の境界線は6cm。薄毛に厳しいニッポンに!?
TOPICS② 男女別・年代別でみる薄毛の境界線
TOPICS③ 全都道府県で見る薄毛の境界線
TOPICS④ 2023年薄毛の境界線の見解
TOPICS⑤ 髪の毛を生やしたいニーズが増加?スカルプDメディカルミノキ5の売上が120%で推移
TOPICS① 2023年の薄毛の境界線は6cm。薄毛に厳しいニッポンに!?
おでこの広さ(眉毛の上から生え際まで)4cm~8cmの選択肢(タイトル下のイラスト参照)の中から、4cm・5cmと回答した人を「厳しい」、7cm・8cmと回答した人を「寛容」とし、薄毛と感じる認定ライン「薄毛の境界線」(以下、境界線)について質問したところ、回答数の最も多かった境界線は「6cm」となりました。6cmは、指の本数に例えるとおよそ4本です。おでこ(眉毛の上から生え際まで)に指4本が収まる人は薄毛に認定される結果となっております。昨年の境界線は、2019年から4年連続となる「7cm」で薄毛に「寛容」でしたが、今年の調査結果から以前より、薄毛に関して厳しい目で見られていることがわかりました。全回答の境界線平均値は6.1cmとなり、前年と比較して-0.09cm※1と平均値からも厳しい境界線となっていることが分かります。
※1 22年の境界線平均値6.19cm
TOPICS② 男性が薄毛に厳しい傾向に!?
男女別の境界線を見てみると、“4cm・5cm「厳しい」”と回答したのは【男性33.8%/女性18.8%】で、“6cm”との回答は【男性28.4%/女性38.5%】、“7cm・8cm「寛容」”との回答は【男性37.8%/女性42.7%】でした。昨年の調査結果と比較すると、「厳しい」と答えた男性は昨年より+4.6%、女性は+2.2%と男性が境界線について厳しくなっていることがわかります。23年の境界線の平均値を男女で比較すると【男性5.98cm/女性6.22cm】と女性が約0.24cm上回っており、薄毛について寛容です。
男女の年代別境界線平均値では、男性20代5.86cm、60代は6.31cmと年代が高くなるごとに境界線も広くなり、20代と60代を比較すると約+0.5cmの差が生じています。一方、女性は20代から60代までほぼ変化はありません。男性は、薄毛について厳しい傾向ではありますが、年齢を重ねるに連れて寛容になっていることがわかりました。AGAなどの影響で、加齢するごとに薄毛が進行する可能性が高くなることもあり、薄毛に悩んでいる方の人数が多くなる為、寛容になっているのではないかと考えられます。
TOPICS③ 全都道府県で見る薄毛の境界線
47都道府県の中で最も薄毛に厳しい都道府県第1位は兵庫県(平均5.7cm)となりました。どのような頭皮ケアを行っているか?」という問いに対し、「投薬や医薬品を使用している」と回答する人が全国で1番多く、「薄毛の症状で通院したことがあるか?」という問いに対して、「ある」と回答した人が全国で1番多い結果となり、兵庫県民は頭髪の悩みを改善する意識が強い傾向にあります。薄毛に厳しい都道府県第1位となった背景には、自身が頭髪に対して、意識高くケアを行っているので「他人に対しても厳しい目で見ている」と考えられます。一方、薄毛に寛容な都道府県第1位となったのは長野県(平均6.35cm)です。本調査内で「現状の髪の状態に満足しているか?」に対して、満足していないと答えた方が全国で6番目に多く、「健康に対する不安があるか?」という問に対し「不安がある」との回答が全国で4番目に多い結果となり、自身の健康や容姿に関して不安を抱えていることから自身に対して、自信を持っていない傾向にあると考えられます。薄毛に寛容な都道府県1位という結果は、自身に対して自信をもっていない傾向にあることから、他人の容姿も「厳しい目で見ていない」という背景があるかもしれません。
TOPICS④ 2023年薄毛の境界線についてスカルプD ブランドマネージャーの見解
▼スカルプDブランドマネージャーを務める吉川のコメント▼
調査の結果、ニッポンは薄毛に厳しくなっている傾向が分かりました。コロナ禍におけるオンライン会議などで、以前に比べて自身の容姿に気付きを得る機会が増えています。特に男性は、それをきっかけに、スキンケアをはじめとした、容姿に対するケアを行う人が増えていると思います。それは、頭髪ケア需要の増加にもつながっているはずです。そして、自身の容姿に対する意識の高まりは、周囲を見る目にも表れ、薄毛の境界線が厳しくなったと考えております。
アンファー株式会社 ブランド戦略本部
スカルプDブランド ブランドマネージャー
吉川 竜司(よしかわ りゅうじ)
TOPICS⑤ 兵庫県の発毛剤ニーズが増加?スカルプD メディカルミノキ5シリーズの売上が124%で推移
2022年から2023年の期間※2でスカルプD メディカルミノキ5シリーズの売上を比較したところ、112%で推移しております。同様に最も薄毛に厳しい兵庫県で昨年との売上を比較したところ、124%で推移していることがわかりました。兵庫県は全国で1番「投薬や医薬品を使用している」と回答する人多かったこともあり、発毛剤へのニーズが高まり、スカルプD メディカルミノキ5シリーズの売上が好調に推移していると考えられます。兵庫県の今後の動向に注目していきたいと思います。※2 比較期間:2022年1月~4月と2023年1月~4月の自社サイトの売上を比較
▼商品概要
販売名:スカルプD メディカルミノキ5 プレミアム
分類:第1類医薬品
価格:7,800円(税込)
内容量:60mL(30日分)
成分:ミノキシジル5.0g(100mL中)
ピリドキシン塩酸塩、トコフェロール酢酸エステル、l-メントール
効能・効果 :壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防。
用法・用量 :成人男性(20歳以上)が、1日2回、1回1mLを
脱毛している頭皮に塗布してください。
販売元:アンファー株式会社
製造販売元:東亜薬品株式会社
この医薬品の効果・効能は壮年性脱毛症における発毛・育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防です。壮年性脱毛症については、ご購入時に確認ください。またこの医薬品は薬剤師から説明を受け、「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。
【薄毛の境界線に関する調査概要】
・調査手法:WEB調査
・対象地域:全国
・対象者条件:①男女 ②20代以上70代未満
・サンプル数:n=4,700s
・調査実施日:2022年3月