アンファー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:叶屋宏一、以下「アンファー」)は、コロナ禍でのマスク生活が3年目に突入する中、30代~40代の男性463人を対象に、顔や目元の肌悩みについて調査を実施いたしました※1。調査の結果、30代、40代の男性は顔や目元の肌悩みとして、「クマ」に悩んでいる人が最も多いということがわかりました。今回は、あわせてドクターが教えるおすすめのケア方法も紹介します。
※1 アンケート調査:2022年9月実施、30~49歳男性463名
■30代、40代男性の肌悩み第1位は「クマ」という結果に!
メンズコスメ市場は、コロナ禍でのマスク生活やオンライン会議等の影響で前年比163%と拡大しています※2。これまでは、マスクによる肌荒れやメイク需要など10代、20代の若年層の男性を中心に市場をけん引していましたが、現在は30代、40代の中高年の男性も市場拡大に大きく影響しています。実際に、アンファーのメンズスキンケア商品の購入者データを見てみると、30代、40代男性のスキンケア商品の購入金額は前年同月比199%と推移しています※3。
そこで、30代、40代の中高年の男性のメンズコスメ商品の購入理由を探るべく、現在抱えている肌悩みについて調査いたしました。調査の結果、30代、40代の男性は「クマ」に悩んでいる人が最も多いということがわかりました。10代、20代の主な肌悩みとしてはニキビや肌荒れという声が多いですが、30代、40代の男性は長年のマスク生活でより目元を気にする人が多い影響か、約7割の人が目元の印象が重要だと回答しています。「クマ」は、顔の印象や見た目年齢などにも大きく影響するため、気にされている方が非常に多い結果となりました。
※2 富士経済「化粧品マーケティング要覧2022 No.2」 メンズ整肌料(2021年と2022年予測の比較)
※3 30代、40代男性のDISM(ディズム)、permuta(ペルムータ)商品購入金額の2021年8月と2022年8月の比較
■ドクターがおすすめするケア方法
Dクリニック東京 PLUS
樋口 彩子(ひぐち あやこ)医師
顔の中でも、第一印象を大きく左右するのが目もとのクマです。それだけで顔全体が暗く見え、年齢よりも老けて見えてしまったり、疲れた印象を与えてしまったりと、見た目年齢も老けさせてしまいます。目の下にクマができやすいのは、顔の他の部分に比べて皮膚が薄く、とてもデリケートなためです。そのため、皮膚の下の血管が透けて見えたり、ちょっとした刺激でダメージを受けたりしやすいです。クマには大きく分けて3つのタイプ「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」があり、原因もそれぞれ異なります。まずは自分のクマの状態をしっかり見極めましょう!
青クマ
青クマは目もとの血行不良が原因です。睡眠不足や疲れ、ストレスが原因となって血行不良を起こすと血液が酸素不足になり、青黒くなった血管が透けて見えます。また、長時間のパソコン作業やスマートフォン操作で目を酷使している人、冷え性の人なども青クマになりやすいです。対策としては、睡眠をしっかりとると共に、目もとを温めたり、マッサージを行ったりして血行を良くするのが効果的です。スマホやパソコンの長期使用を避けることも大切です。
茶クマ
目の下が茶色くくすんで見える茶クマは、肌の色素沈着が原因です。紫外線などのダメージによってできたシミや、目をこすることによっておこる色素沈着・目の下の皮膚が厚くなってお肌がくすんでしまうことが関係しています。洗顔の際、強い力でこするのも禁物です。対策としては、保湿をしっかり行う、ビタミンCなどが配合された美白効果のある化粧品でスキンケアするのが効果的です。また、夏だけではなく年間通じて紫外線対策も行いましょう。
黒クマ
目の下に影ができることで黒く見えるクマは、目の下の脂肪が原因です。年齢と共に肌のハリ・弾力が低下したり、目の周りの筋力が衰えたりすることで、目元にシワ・たるみができ、影=黒くまができてしまいます。むくみが加わることでさらに目立ちます。対策としては、アイクリームや美容液でハリを与えたり、目元の保湿を行いましょう。また、目の周りのマッサージや日焼け止めを塗ることも大切です。