アンファー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:叶屋宏一)は、全国47都道府県各100人(男女50:50、20代~60代まで各10人)計4,700人を対象に、個々人の日常生活習慣の行動や、将来の健康に関する考えなど、“未病対策に対する考え方”を調査した『ニッポン健康大調査2022』を行いました。
【調査概要】
・調査手法:web調査
・対象地域:全国
・対象者条件:①男女 ②20代以上
・サンプル数:n=4,700s
▼「健康実行力」算出のための“健康5項目”とは▼
■運動 :週に2回以上、30分以上の運動を行う
■食生活:朝食週に5回以上、間食・夜食をしない食事時間が20分以上
■睡眠:睡眠時間が6時間以上8時間未満、寝る前のスマホが1週間に1回未満
■嗜好品:飲酒週5日以下・1合以下、喫煙をしないまたはやめている
■ストレス:18項目のストレス尺度から、ストレスの強さを算出
【調査結果サマリー】
■2022年 健康実行力 総合スコア
前年比 (2022年 vs 2021年) +0.04
前々年比 (2022年 vs 2020年) + 0.09
<解説>
コロナ感染拡大による様々な変化を経て、2022年の健康実行力総合スコアは2年連続で上昇しております。感染者数拡大による厳しい行動規制を受けた昨年に比べ、運動や睡眠改善に取り組むなど健康維持に繋がる項目がプラスに転じており、健康意識の高まりがうかがえます。
―運動スコア:前年比+0.08t (2年連続上昇)
―食生活スコア:前年比±0pt
―睡眠スコア:前年比+0.01pt (2年連続上昇)
―嗜好品スコア:前年比±0pt
―ストレス:前年比+0.01pt
<解説>
健康実行力を5項目別に見ると、前年比では運動スコア、睡眠スコア、ストレススコアの3項目が上昇、コロナ以前と比較すると運動スコア、睡眠スコアの2項目が2年連続で上昇しております。
「運動スコア」を構成する健康習慣では、自宅でのトレーニング、ヨガ、筋力トレーニングなどの屋内トレーニングや、人との距離を保ちながら屋外で運動可能なウォーキングやジョギングの運動習慣が大幅に向上、また運動頻度や運動時間においても2年連続で増加傾向にあります。同様に「睡眠スコア」も2年連続で上昇しており、在宅時間が増加した影響からか寝具にお金をかけたり、香りや音楽を睡眠時に取り入れるなど、睡眠環境を整えたとの回答数が増加傾向にあります。コロナ禍中であった前年度の「ストレススコア」はコロナ自粛生活や感染不安などの影響からかスコアが低下しましたが、ワクチンなどの普及、マスク生活などのマナーや環境への順応によって昨年、2年前に比べスコアが改善しております。一方で「うつ病」に対する罹患不安は前年比+1.09ptと上昇しており、コミュニケーション不足による孤独感や仕事や生活に対する不安を抱える人が増加していることも事実です。
■2022年 都道府県別 健康生活習慣実行力ランキング
1位 徳島県(前年3位)、2位 静岡県(前年4位)、3位 宮城県(前年22位)
47位 北海道(前年40位)、46位 新潟県(前年41位)、45位 青森県(前年47位)