アンファー株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：叶屋宏一　以下「アンファー」）は、ペット（犬）の花粉症に関するアンケート調査を実施しました。その結果、犬を飼育している人の約3割は「花粉の季節になると犬に気になる症状が現れる」と回答しました。さらに、犬の花粉症対策をしているのは全体の約2割と、実践している人が少ないという結果になりました。この調査結果をもとに、獣医師の松波先生に話を伺ったところ、犬にも花粉症があることがわかりました。犬の花粉症について詳しく解説してもらい、「予防・対策」と「発症時の対処法」について教えてもらいました。

犬を飼育している人の約3割は「花粉の季節になると犬に気になる症状が現れる」と回答しました。
またそのうちの最も多く挙げられた犬の花粉症の症状が「鼻水・くしゃみ」で約6割、次いで「皮膚の疾患」が約5割となりました。

この結果に獣医師の松波先生は「正確には“犬の花粉症”というキーワードでの科学的根拠はありませんが、スギやヒノキなど植物抗原、つまり環境アレルゲンによって、鼻炎、結膜炎、皮膚炎が起こりますので、簡略すると花粉症と言っても間違いないようです。特に問題となるのが、もともと皮膚が弱い、アトピー性皮膚炎の犬の症状を悪化させてしまう要因でもあるということです。花粉などにより痒みなどの症状が出た場合、あまりにかきむしると皮膚が炎症をおこし、ただれるなど症状が悪化し、別の細菌が入り込んで重症化する可能性もあります。」と解説しています。

■実際に現れることが多い犬の花粉症の症状
獣医師の松波先生に、実際に花粉症の症状としてどのようなことが現れるのか聞きました。
・くしゃみをする、鼻水が多い（鼻炎）
・からだをこする、かきむしる（皮膚炎）
・目ヤニがでる（結膜炎）
上記のような症状がある場合は花粉症が疑われます。

正しく、効果的な方法で対策することで花粉症の症状を和らげることができると、松波獣医師はコメントしています。花粉症対策にどのようなことが有効なのか、教えてもらいました。

■明日から実践できる犬の花粉症対策と発症時の対処法！
松波動物病院メディカルセンター 松波獣医師
以下の項目が花粉症対策と発症時の対処法として効果的であると言えます。
・シャンプーをする
・服を着せる
・散歩は花粉の少ない時間帯や散歩のルートを変える
・帰宅時、花粉を払う
・空気清浄機を使用する
・病院へいく、薬（結膜炎や皮膚炎がひどくなった場合）

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