アンファー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:三山 熊裕)は、47都道府県各100人(男女比50:50、20歳代~60歳代各10人、合計4,700人)を対象に、睡眠について調査をいたしました。
人間は人生の約3割を寝て過ごすと言われています。その睡眠の質を改善することで、起こり得ることを今回の調査結果から紐解き、さらに、睡眠のスペシャリストである「スタンフォード式最高の睡眠」の著者である西野精治教授にお話を伺いました。
■年収1,000万円以上の人の睡眠はここがちがう!?
今回、睡眠と年収に着目し調査し、「年収1,000万円以上」の人々の睡眠に関する行動と意識に特徴がみられ、「年収1,000万円未満」の人と比較した結果、様々な違いがみられました。
① 寝床でスマホを操作しない
「寝る前に寝床でスマホを操作しますか?」という問いに対して、「操作しない」と回答した人の割合が、年収1,000万円以上の人は50%、年収1,000万円未満の人は37.3%という結果になり、違いが顕著に現れました。
「1週間に3回以上」と回答した人の割合も約1.6倍。この結果から寝床でスマホを操作するかどうかは年収との関連があると考えられます。
② 寝具にお金をかける・かけようと思っている
年収1,000万円以上の人は約6割が「寝具にお金をかけている・かけようと思っている」と前向きな意識を持ち合わせているのに対し、年収1,000万円未満の人は約3割という結果になりました。平均睡眠時間が年収1,000万円以上の人の方が短いことから、貴重な睡眠時間を有効なものにするため、投資したいと考えているのではないかと推測されます。
③ 早寝・早起きを心掛けている
年収1,000万円以上の人は8割の人が「早寝・早起きを行っている・心掛けている」と回答したのに対し、年収1,000万円未満の人は約7割という結果になりました。年収1000万円以上の人の方が計画的かつ健康的な生活習慣を心掛けていると考えられます。
これらのことから、年収1000万円以上の人は、貴重な睡眠時間を質の良いものにするために様々な点で心掛け、日頃のパフォーマンス向上に努めている傾向がありました。
株式会社ブレインスリープ CEO/CMO兼スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所所長を務める西野精治教授に今回のデータに対するコメントと睡眠の質を向上させることでどのようなメリットが得られるのか、お話を伺いました。