薄毛に関して何らかの悩みを持っている日本人成人男性は1,200万人以上と言われています。その症状や進行度は人それぞれですので、遺伝的な素因を早めに知ることで未然の予防や自分に合った正しいケアをすることができます。アンファーを含めた研究機関は13年前からAGAの遺伝子研究を開始。当時はまだ日本国内でAR(アンドロゲンレセプター)遺伝子とAGAの関係性を調査した研究は行われていませんでした。そこで、我々の研究機関は日本人のAGA患者488人を対象にしたAR遺伝子の解析結果を初めて報告しました。その後カナダ・バンクーバーで開催された5th International Congress on Hair Researchでは1,196人を対象としたAR遺伝子の解析結果を発表しました。その発表内容はAR遺伝子内の特定の場所にある塩基配列のリピート数を測定し、AGA治療薬の感受性の傾向を示しており、現在では様々な臨床現場でこの研究を基にAGA治療薬の感受性検査が行われています。今回アンファーでは、医療機関の臨床データを基にしたオリジナルの検査を誰でも簡便に受けられる遺伝子検査キットとして開発し、発売に至りました。