歳を取ると、筋肉痛が遅れて来ますがこれはエイジングサインなのでしょうか?また、なぜ遅れて来るようになるのか教えてください。
健康
男性 | 40代
若い頃には運動した翌日に筋肉痛がきていたのに、歳をとるにつれて筋肉痛が運動をした2~3日後にくるようになった、という話はよく聞きます。こういった現象のことを、「遅発性筋痛」と呼びます。実は、こういった現象が何故起こるかは、良く分かっていません。しかし、運動後しばらく筋肉が張ったり(腫脹)、周囲が熱を持っていたり(熱感)、赤みが出ていたり(発赤)、筋肉痛がでて(疼痛)、動きが悪くなる(機能障害)といった症状は、全て「炎症の5大主徴」に合致します。この炎症反応のプロセスが加齢に伴って遅延する結果、ダメージを受けた筋肉の修復過程が遅れ、2日後、3日後に筋肉痛が出てくると考えるのが妥当な様です。