現在、夏に夏休みをとらず、秋以降に休暇をとるスタイルが増えています。とはいえ、働き盛りで忙しい方は、バカンス時期をズラしても連休をとるのが難しい様子。でも、心と身体はストレスで強張り、日常から解放されたい！ と思っていませんか？ では、都会のラグジュアリーホテルで芯から疲れを癒す、1泊2日のスパパッケージプランを利用してはいかがでしょう？
東洋医学と先端医学に基づいたメソッドを提供するスパ『カージュラジャ ティアド ザ・キャピトルホテル 東急店』。こちらにて、期間限定でハーブのチカラを堪能できるオリジナルメニューと、宿泊をセットにしたスパパッケージプラン“HERBAL RELAX”（おひとり様40,500円～／サービス料・税込）が誕生したと聞き、取材に行ってまいりました。
私自身、夏休みをとれなかったので、期待に胸を高鳴らせつつスパに到着！ 和のテイストのシックなインテリア、ほんのり漂う和の香り、そして、眼下に臨むは日枝神社。ここにはいい『気』が流れているのでしょうか？ スパにいるだけで身体の緊張感が抜けていくようです。
スパトリートメントの施術は、ハーバルボディマッサージ（70分）、ハーバルフェイシャルトリートメント（70分）、ボディ＆フェイシャルを楽しめるハーバルエナジートリートメント（100分）の３コースの中から１つを選びます。私が体験したのはハーバルボディマッサージ。身体中が凝り固まっておりましたので。
施術の前に、身体を温め、リラックスさせるヴァイタルスパを40分間利用します。（カウンセリングなどを含め、所要時間は施術時間にプラス約80分）。ミネラル豊富な海塩を体液に近い濃度にした塩風呂と、低温ミストサウナで血行と代謝を促進するスパなのです。肌をやさしく包み込むような塩風呂と幻想的な空間で、まるで海外スパにいるようなゴージャス気分に♪
ボディマッサージは、カージュラジャの神髄である“スイナマッサージ プレミアム”をメインに、温かいハーブボールの温熱効果で、身体の芯から疲労感を和らげます。仕事柄、数々のスパマッサージを体験しておりますが、東洋医学に基づき『気・血・津液』の循環を促すスイナマッサージは、治療に近いほど深部の筋肉をほぐしてくれる、と実感。ハーブの香りと薬効成分も、凝り固まった私の身体をユルユルにしてくれました。
施術後は、月をテーマにした２つのリラクゼーションルームで余韻を楽しめます。眼下の景色を臨める明るいタイプと、ほの暗く瞑想するようなタイプ。好きなほうでハーブティーをいただくと、さらにトロトロに……。
ちなみに、カージュラジャ ティアドには、男性専用の施術室も1つあり、ヴァイタルスパや低温ミストサウナも完備。また、隠れ家的なバーバーもあります。永田町という場所柄、政治家の方々もお忍びで利用していると、新聞記事などで読んだことが。エグゼクティブが男の美学を追及できる、格式あるスパなんですね。
このスパパッケージプランでは、宿泊がセットになっているので、施術後はルームチェック！ ゆとりある客室（45㎡）は、障子やふすまを設えた洗練の和モダンが基調。
私が取材したのは、国会議事堂が臨めるお部屋。６メートルという大きな窓からの眺めは、国会議事堂をはじめ、東京都心を空中散歩しているような開放感が感じられます。東京にいながら味わえる、非日常のひととき。障子を開けると景色を楽しめるバスルームも素敵です。
1泊2日の滞在でも、日頃の疲れをメンテナンスし、バカンス気分にも浸れるプラン。ラグジュアリーな大人のお籠り空間で、明日への英気を養ってください！
カージュラジャ ティアド
スパパッケージプラン「HERBAL RELAX」
期間：2012年10月1日～2013年3月31日まで。
除外日：12月31日（月）～2013年1月2日（水）。
ご予約は2013年3月29日（金）まで。
取材・文／美容ジャーナリスト 藤田麻弥
【プロフィール】
女性誌や会員誌、Webにて、美容と健康に関する記事を執筆。化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンスのある情報を伝えるため、日本抗加齢医学会や日本香粧品学会を始め、多くの学会やセミナーを聴講。自身もアンチエイジングに関するセミナーの企画・コーディネートを務める。著書に『すぐわかる！ 今日からできる！ 美肌スキンケア』（学研パブリッシング）がある。
【最近のハマリもの！】
露地物のいちじくが美味しい季節なので、よくサラダに和えて食べています。いちじくは不老長寿の果実と呼ばれているとか。ポリフェノールや整腸作用のあるペクチンが豊富で、身体の中からキレイになれる感じがします。
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