加齢で垂れ下がってしまうのは、顔だけではありません。柔らかいバストは、顔よりも如実に年齢が現れてしまうパーツ。豊胸手術をするほど悩んではいないけれど、昔のように自然なハリを取り戻せたら……と、願っている女性は多いはず。
仕事柄、いろんなエステを体験しておりますが、その中でも、オールハンドでバストがプルン♪ とハリを取り戻したのは、ビューティセラピスト 片山マイコ先生の施術。
代官山にある『イリージァン.』が、先生の隠れ家サロン。創設16周年記念の“五感セラピーセッション”5コースのうち、私が選んだのは“ウェルネス ボディ バランシング”(120分 42000円)。
普通、エステを受けるとなると、フェイシャルを選ばれる方が多いと思います。でも、美容ジャーナリストや美容エディターたちは、フェイシャルかボディのどちらかを選ぶとき、ボディを選択することが多くて。ボディ深くにまで効く施術だと、その効果は顔にも現れるということを、経験則で知っているから。ボディバランスを改善すると、目がパッチリしたり、顔のむくみもとれたりするのです。
施術前、鏡の前でカラダをチェックし、歪みや重心のかかり方、痛みの有無、呼吸や心の状態を片山先生がご説明。カラダや心の滞りが慢性化していると、自分自身を客観視することができなくなるそうです。最初に指摘してもらえると施術後の違いがわかりやすいから、うれしいですね。
セラピーコンセプトは、自分自身の魅力と波動を上げ、心身を浄化していくこと。先生から気が注入されているようで、手をかざされた部分がジワ~~~ンと温かくなってくるような不思議な感覚。
片山先生オリジナルの“ウェルネル ボディ バランシング”は、ボディラインが変わると評判。その代わり、痛いのかしら? と思いましたが、それほどでもなく。圧は強いですが、痛みに弱い方でも十分耐えられるマッサージなんです。カラダ全体の骨格・歪みを整えながら、その都度、調合したアロマオイルを使って老廃物を流していく施術。
いつもなら、エステ最中に寝てしまうことが多かったのですが、エネルギーが高まっていくからでしょうか? ウトウトすることもなく。モリモリと元気になっていく感じでしたね。
終了後、再度鏡の前に立って「アッ!」と声が出ました。バストが10年前のようなハリと形を取り戻していたのです! 10年前の私だぁ……と、何だか感慨深いものが。もちろん、バストだけでなく、二の腕やウエスト、ヒップに至るまで、スッキリとシェイプされた形に。
ここまでカラダに効果が現れたのですから、当然、顔にも現れました。腫れぼったい目がパッチリと見開いて、目ヂカラも蘇ったわけです。顔はマッサージしていないのにね。
この施術を月に2回受ければ、シェイプされたボディラインやバストのハリはキープされるそうです。自分はもう若くないから……と、諦めがちな方も、ゴッドハンドのパワーで心身ともに再生されるはず。私はそう確信しております。
お問い合わせ
03-5459-4043
取材・文/美容ジャーナリスト 藤田麻弥
【プロフィール】
女性誌や会員誌、Webにて、美容と健康に関する記事を執筆。化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンスのある情報を伝えるため、日本抗加齢医学会や日本香粧品学会を始め、多くの学会やセミナーを聴講。自身もアンチエイジングに関するセミナーの企画・コーディネートを務める。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研パブリッシング)がある。
【最近のハマリもの!】
深呼吸がマイブーム。毛細血管の血流量は、ちょっと緊張するだけでも一瞬で停滞。でも、深呼吸することで、すぐに流れが活発になりますから。
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