クレアージュ東京 エイジングケアクリニック(旧Dクリニック東京 ウィメンズ) 院長/医学博士
浜中 聡子(はまなか さとこ)
ジリジリと焼けつくような太陽の日差し。夏の紫外線は、UVケアを万全にしていても守り切れない部分もあります。秋以降に紫外線のダメージを残さないためにも、今からの美肌ケアが肝心です。ビタミンCやβカロチンを含んだ素材のスムージーで紫外線に負けない肌を作りましょう!
紫外線ケアには、紫外線によって、皮膚に発生する活性酸素を抑える作用がある栄養素を積極的に摂ることが大事です。代表的なのは、ビタミンC。メラニン色素の生成を抑えて、肌弾力にも関係するコラーゲンの生成にも関係しています。緑黄色野菜や柑橘類などの果物に多く含まれています。
さらに、βカロチンも忘れてはいけません。肌の免疫機能やバリア機能などにも働きかけくれるので、紫外線で傷んだ肌もケアしてくれます。
スムージーを作るときには、これらの栄養素をまずは意識してみましょう。
■レシピ <1人分>
にんじん 50g、プレーンヨーグルト 50g、レモン汁 小さじ1、牛乳 50ml、オリゴ糖 大さじ1
①にんじんは皮をむかずに、一口大にカットする。
②①とヨーグルト、レモン汁、牛乳、オリゴ糖をジューサーにかけて混ぜる。
にんじんが持つβカロチンの作用とさらに、食物繊維。乳製品のたんぱく質と整腸作用で、抗酸化作用+腸内環境にも働きかけます。腸内環境がよくなれば、便秘ケアにもなり、美肌にもプラスに働くのです。
また、ヨーグルトを掛け合わせることで、にんじん特有の臭みがなくなるので、にんじんがちょっと苦手という人でも飲みやすくなるはずです。
■レシピ <1人分>
オレンジ 130g、キウイ 30g、オリゴ糖 小さじ2、水 30ml
①オレンジは皮をむいてひと房ずつに。キウイは皮をむいて、一口大にカットする。
②①ととオリゴ糖、水をジューサーにかけて混ぜる。
オレンジもビタミンCが豊富ですが、キウイもビタミンCがたっぷり! まさに、日焼け後に食べてほしい美肌な組み合わせのスムージーです。オリゴ糖を加えることで、マイルドになり、整腸作用もプラスされます。
※レシピ提供「ドクターズ スムージー決定版」浜中聡子著(扶桑社)より
自分で素材を選んでスムージーを作るのが面倒という人は、市販の混ぜるだけで作れるようなスムージーを活用してもいいでしょう。おいしく、紫外線ケアを考えましょう!
この記事の監修
クレアージュ東京 エイジングケアクリニック(旧Dクリニック東京 ウィメンズ) 院長/医学博士
日本抗加齢医学会専門医/日本精神神経学会専門医・指導医
浜中 聡子(はまなか さとこ)
2000年 北里大学医学部卒業後、北里大学東病院精神神経科にて勤務
2001年 北里大学病院救命救急センターにて勤務
2002年 亀田総合病院精神科にて勤務
2006年 北里大学大学院医療系研究科 臨床医学群精神科学修了。国際医療福祉大学熱海病院精神科の講師を務める
2007年 医療法人 AACクリニック銀座の副院長に就任
2009年 医療法人 AACクリニック銀座の副院長に就任
2017年 Dクリニック東京ウィメンズ(旧ウィメンズヘルスクリニック東京)の院長に就任
2009年10月 AACクリニック銀座院長
2020年11月 クレアージュ東京 エイジングケアクリニック(旧Dクリニック東京 ウィメンズ)院長に就任
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