「いつもと同じアイメイクをしているのに、なんだか目ヂカラが弱くなった気がする……」。もしかしたらそれは、まつ毛の量が減っているからかもしれません。若いうちからろくにケアもせずにビューラーやマスカラ、アイライナーでまつ毛を酷使していれば、まつ毛が減っていくのは当然のこと。まつ毛は若々しさや女性らしさを象徴するパーツだからこそ、今日から本気で“まつ育”開始! 10年後もフサフサの魅力的なまつ毛を目指しましょう。
“お肌の曲がり角”という言葉があるように、じつはまつ毛にも“曲がり角”があることをご存知ですか? その年齢は28歳。以降、少しずつ少しずつ、毛量や毛質の変化が目に見えるようになってきます。
また、「年齢は目もとに表れる」とよくいわれますが、まつ毛の毛量が減ることも要因のひとつ。まつ毛の毛量が減ることで目もとの活き活き感やはつらつとした印象が薄れ、老けて見えやすくなるのです。
ではなぜ、まつ毛は減っていってしまうのでしょう。スカスカまつ毛になっていくNG習慣をご紹介します。
まつ毛の先が天を向く“クルンとしたまつ毛”になりたくて、ついビューラーを使いすぎていませんか? じつはこれが、まつ毛が抜ける一番の原因といわれています。ビューラーは正しい位置にセットすれば、力を入れなくてもキレイなカールがつけられるもの。力み過ぎや引っぱり過ぎ、古く劣化したゴムは抜け毛&切れ毛につながるので厳禁です。
また、まつ毛を挟むことなくカールアップできると人気のホットビューラーも、使い方に要注意。何度もまつ毛に押し当てたり長時間使いすぎたりすると、熱でまつ毛の水分が奪われ抜け毛の原因に。
まつ毛は皮下に埋まっている毛の長さが非常に短いため、少しの刺激でもポロッと抜けやすいという特徴が。アイメイクをオフする際は、ポイントメイク用リムーバーで汚れを浮かせるようにすっと優しく落としましょう。目がかゆいときは、目薬などを活用してこすらないように注意して。
つけまやまつエクは、オフする際に健やかな自まつ毛まで一緒に抜けてしまいがち。頻度が高くなるほどまつ毛の抜け毛や薄毛を促進させてしまうのでアフターケアがとても大切です。
また、ビューラー要らずでくるんとキレイなカールをキープできるまつパーも、使われる薬剤でまつ毛に負担をかけてしまいます。こうした施術やアイテムは、毎日のメイクをラクにしてくれる分、ケアまでセットにしないと知らず知らずのうちにまつ毛がスカスカなんてことにもなりかねないので十分気をつけて。
毎日酷使しているまつ毛を専用美容液などできちんとケアしている人は全体の1割ともいわれています。まつ毛が栄養不足になると毛が抜けやすくなるため、アイメイクをしたらケアまでセットでおこないましょう。また、目もとまわりの肌乾燥を放っておくのもNG。毛根に栄養が行き渡らなくなるため、抜け毛が増えやすくなるのでしっかりケアを。
肌や髪のようにまつ毛もケアすることで、より長く美しさをキープできます。専用美容液にはまつ毛を長く濃さを出すための栄養成分が配合されているので、朝晩のケアに取り入れて健やかなまつ毛を育みましょう。
ナッツ類に含まれるビタミンEや、シスチンという毛の原料となるアミノ酸を豊富に含む食材を毎日の食事にプラスするのは◎。健やかなまつ毛の発育をサポートします。
まつ毛の成長や、ダメージからの回復を助けてくれる成長ホルモンは、夜に多く分泌されます。夜更かしは控えて、毎日6〜7時間は睡眠時間を確保。翌日まで疲れを繰り越さないようにしましょう。
髪と同じように、まつ毛も豊かであればあるほど女性らしく魅力的に見えるもの。毎日の食事や生活リズム、習慣を見直して、いつまでも理想的なフサフサまつ毛をキープしましょう。
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