ダイエット外来の患者さんというと「食べるのが好きでたくさん食べる」人をイメージするかもしれませんが、実はそういうタイプばかりではありません。
もっとも多いのが、「今日ぐらいもうちょっと食べても大丈夫だろう」「今日ぐらい体を動かさなくてもいいだろう」という“ちょっとした誘惑”に負けてしまうタイプ。1回の量は少なくても、それが塵も積もれば状態になり、カロリーオーバーしてしまうのが、太る原因としてはもっとも多いのです。
ちょっとした誘惑の連鎖の裏には、「すぐに体重を落としたい」という気持ちで、無理なダイエットプランを立てることが大きな要因に。無理な計画でストレスが溜まり、イライラや落ち込みから逆に過食に走ってしまうことも……!!
また、ダイエット中でなくてもストレスが溜まると、手軽に快感を得られる食で人間はストレスを解消しようとします。“ちょっとした誘惑”に負けないためにもストレスを溜めない生活改善の工夫が肝心なのです。
年齢を重ねるごとに生きていく上で使われる“基礎代謝量”が低下しします。加えて筋肉量も少しずつ低下していくので、何もしなければどんどん脂肪が燃えにくい体になるのは事実です。それに、ちょっとした誘惑の連鎖が加わってしまうとさらに太りやすくなってしまうのです!
よくある質問