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若く見える人ほど、いつまでもセクシーなのはなぜなのか?

若く見える人ほど、いつまでもセクシーなのはなぜなのか?

齋藤 薫

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齋藤 薫

いくつになっても恋愛していたい……そう思えること自体、"究極のアンチエイジング"。そこには誰も反論できないはずです。恋をしている人は、それだけで見た目にも若くいられることに。でも、こんな現実があります。歳を重ねる過程で、まだまだ恋愛できそうな人と、見るからに恋愛とは縁遠くなってしまう人に、二分されるという……。

若く見える人と老けて見える人の境界線はナニ? 

若く見える人と老けて見える人、そこにある違いは一体何なのか? その差はどこから来るのか? とても長い間その答えが探されてきました。でも、1つの答えは絶対コレ。若く見える人はいつまでも恋ができそうで、老けて見える人はもう恋をしそうにない、そういう決定的な違いがあるということ。

きっと、わかるはずです。その違い。むしろ男の場合に当てはめたほうがわかりやすいかもしれません。 もう老人といえる年齢になっていても、これから恋をしそうな、今も恋をしていそうな、そういう気配を放っている人っているもの。髪は真っ白なんだけれどもふっさふさしていて、背筋もピンとしていて、お腹も出ていない。贅肉もたるみもあんまり感じない。ちゃんとオシャレでなんだか爽やか。そういう人って、50歳年下の女から見てもやっぱり恋をしそうに見えている。うっかり自分も恋の対象になりそうなくらいに。

そうさせるのは、やっぱり色気なのだけれど、色気だけじゃない。全身から気配の若さが湧き上がってくるからこそ、大人はセクシーに見えるのではないでしょうか。若く見えるから色気があるのか、色気があるから若く見えるのか、どちらが先かはわからないけれど、でも若く見える人には決定的に色気がある、これだけは間違いないのです。

 

若さを左右するのは「色気」。恋をされそうな女性こそ、若く見える!

女性も同じ。50代60代で結婚をした夏木マリさんや桃井かおりさんなどは、年齢よりも平然と若く見え、いかにも恋をしそう。もちろん恋をしそうなだけでなく、恋をされそう。それが本物の色気なのだと思います。

そして、若さと色気を同時に生むのが、じつは"ホルモン"なのです。しかもそれ、男性ホルモンや女性ホルモンとも深い関係のある重要なホルモン。50種類以上のホルモンの源泉となることから「マザーホルモン」とも呼ばれる、今話題のホルモンDHEAなのです。

 

ホルモンの源泉「マザーホルモン」が多い人は、歳を感じない!?

この"マザーホルモン"の分泌量にはけっこうな個人差があるようで、もともと分泌が多い人は、若い頃からあらゆる場面で存在がキラキラ輝いているはず。なぜならこのホルモンの分泌量が多い人は、 そもそもが活力に溢れていて、ストレスを溜めにくく、風邪も引きにくく、いつだって元気。そして太りにくいし、老けにくい、というふうに、生きていく上でのネガティブが非常に少なく、女性ホルモンなど多くのホルモンの分泌を高めるから、いつまでも美しさを保つはずなのです。

そう、この人たちは歳をとっても、肌や顔立ちや表情がただ若いだけでなく、生命感と気概に溢れていて、隅々までが健康でパワフル。精神的にも健全。内面から発するものが違うのです。全身から発せられるフェロモンの量までが。

男性ホルモン女性ホルモンを高める働きもさることながら、そもそもこのマザーホルモン自体も、男女共通の性ホルモンのひとつといわれ、それもあって全身から若さが溢れている人は、同時にセクシーでもあるのです。

ホルモンの働きって本当に面白い。その人の体質や若さはもちろん、暮らしぶりや生き方にすら影響を与えてしまうのだから。ゆえに、若く見える人はいつまでもセクシー、一生恋ができる人。それだけは覚えておいて。やっぱり一生恋をしていたいから。そして恋をされたいから。

齋藤 薫

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