広報ブログ

ケアンズ学会記

6月16日から19日にかけてオーストラリアのケアンズに行ってきました。
実は3年に1回の髪の毛の国際学会がケアンズで行われたのです。
国際学会の名前は6th WORLD CONGRESS FOR HAIR RESEARCHというものです。

PHOTO
↑学会会場

ここで、スカルプDの監修でお馴染みのFMLは、
アンドロゲンという男性ホルモンの受容体遺伝子と髪の毛の関係について発表をしました。
簡単に言うと、ある遺伝子の配列の長さが短かったり長かったりする個人差があって、
この遺伝子の長さによってフィナステリド(男性型脱毛症の薬)という薬が
効きやすいのか効きにくいのかを測定する検査です。

PHOTO
↑発表はポスターで行われた。

真ん中に居られる先生が、長坂先生といって関連医療機関「城西クリニック」のドクターです。
そして一番右側は弊社が寄付講座を開設している
聖マリアンナ医科大学形成外科教室の准教授である井上先生です。
井上先生はこの発表とは別に、PRP療法という治療で
髪の再生が可能かどうかを検討した研究を発表しました。
PRP療法とは血液から抽出した多血小板を頭皮に注入する療法です。

PHOTO
↑脱毛症研究の権威Duke大学皮膚科教授Dr.Olsen(写真右)と城西クリニック小山先生

学会3日目の夜は、学会会場から離れて
レインフォレステーション・ネイチャーパークでパーティーが行われました。
パーティーの前に水陸両用車で園内を廻るアトラクションや、
コアラを抱っこしたりカンガルーに餌をやったりできる動物園、
アボリジニのパマギリ族のダンスショーを見てから、BBQを楽しみながら、
他施設の大学の先生方と交流を深めました。

PHOTO
↑アボリジニのパマギリ族のダンスショー

次回の国際学会は3年後の2013年スコットランドで開催されます。
このページのトップへ

Copyright © ANGFA Co.,Ltd. All Rights Reserved.