質問1
毛が細くて柔らかい髪質なのですが、
薄毛になりやすいのでしょうか。
毛が細くて柔らかい髪質なのですが、薄毛になりやすいのでしょうか。
髪の太さには個人差があります。毛が細いあるいは柔らかいだけでAGAになりやすいということはありません。
AGAが始まったら年月をかけて徐々に薄く進行していきます。気が付いた時には治療を一考なさる時期かもしれません。
更新日:2022/07/15
質問1
毛が細くて柔らかい髪質なのですが、薄毛になりやすいのでしょうか。
髪の太さには個人差があります。毛が細いあるいは柔らかいだけでAGAになりやすいということはありません。
AGAが始まったら年月をかけて徐々に薄く進行していきます。気が付いた時には治療を一考なさる時期かもしれません。
質問2
男性で、髪が細く薄いのがAGAの特徴かと思いますが、診察を受けたところ毛穴の間隔の広がりが薄毛の原因で、AGAではないかもしれないと伝えられました。あくまで見立てとのことなのでセカンドオピニオンを受けたいのですが、この薄毛は治るものでしょうか?
マイクロスコープ等による局所診断はある程度の熟練を要します。地肌と毛穴から出ている毛の状態を1枚の画像で診断すべく、可能な限り局所の毛をかき分けて観察するもので、場合によっては毛穴間の間隔が広めに強調されていることもあります。
また、例えば頭のニキビなどが長期間続いたことで毛穴を囲むように瘢痕(手術痕のような硬い皮膚に似たもので毛穴はない)が増加することで本当に毛穴の密度が低下していることもあります。
まずは正しい診断を目指すことから始まります。
質問3
生まれつき髪が薄い人は薄毛になりやすいのでしょうか?
毛の太さには個人差がありますが、先天的に毛の密度が低い方や、毛が脆くて折れやすい方などがいらっしゃいます。
残念ながら、これらの方々でも加齢とともにAGAによりさらに薄毛になりやすい方もおられますが、上記の方々が格段にAGAになりやすいわけでもないように感じられます。
質問4
生まれつき髪が薄いのですが、抜け毛等ありません。これはAGAなどハゲに該当するのでしょうか。 またこのような場合、今後どうなる可能性があるかもお聞きしたいです。
生まれつき毛髪量が少ない方はいらっしゃいます。それが単に個体差によるものなのか、先天的なものなのかは診察をしない限り推測にすぎませんが、年々薄くなっている状態でなければAGAである可能性は低いと考えます。
AGAが存在しなければ薄毛がさほど進行しないものと思われますが、加齢による長期での毛髪量の減少までは避けられません。
今後の見通しには適切な診断が必要です。一度診察を受けられてはいかがでしょうか。
質問5
髪が全体的に薄くなってきてしまい、地肌も見えるほどです。 これはAGAなど、どのような症状でしょうか? また散髪を近日中に行うのですが、診察には問題ありませんでしょうか?
本当に頭髪全体で薄さが進行しているのであればAGAは考えづらい(実は頭全体というのは思い過ごしで、案外AGAの可能性もあります)でしょう。
一般にびまん性脱毛症と呼ばれるもので、休止期脱毛症や円形脱毛症(円形とならないものもある)が代表例です。
他にも考えうる疾患がありますので、一度診察にお越し下さるようご案内申し上げます。
散髪は診察の妨げとはなりませんのでご安心ください。
質問6
髪が全体的に薄いです。改善したいのですが、ホルモンなどの影響でしょうか?また、治療の長さはどのくらいでしょうか?
ホルモンの影響で毛髪全体が薄くなりうる疾患として甲状腺機能低下症が挙げられますが、このケースは比較的少数です。
頭髪全域で発症するものの総称をびまん性脱毛症と呼んでいますが、アトピー性皮膚炎(掻き壊すことで髪がちぎられる)や脂漏性皮膚炎(多量のフケや地肌の赤み、時として痒み)の場合にはこれらの皮膚炎の治療により脱毛症の回復が見込まれます。
他に休止期脱毛症やびまん性円形脱毛症など、原因が多岐にわたるものや、原因そのものがない場合、治療に反応する例や治療が厳しい場合があります。
正しい診断が第一歩となりますので、一度受診をご検討ください。万一当院で治療対応が困難な場合には高次医療機関へ紹介させていただきます。
質問7
もともと毛量が多かったのですが、最近急に全体的に薄くなってきてしまい、頭皮が見えています。
原因と治療法を知りたいです。
割と多いケースとして、『AGAだが全体的に薄くなっているように感じられる』場合です。
AGAが進行してくると前頭部の地肌が目立つようになりますが、側頭部はAGAが最後まで進行しにくい部位です。実は側頭部は脱毛症のない健常な状態でも毛髪密度が低く、男性の場合には短くされることが多いため、割と地肌が目立っている場合が多いです。
薄毛の不安が募ると側頭部も薄く感じられる方が時々いらっしゃいます。
もちろん休止期脱毛症やびまん性円形脱毛症など、実は異なる疾患で側頭部が菲薄化することもあります。まずは正しい診断を目指しましょう。治療法はその際に立案しましょう。
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安田 吉宏
Dクリニック東京 院長/医学博士/
日本専門医機構認定形成外科領域専門医
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北里大学医学部形成外科、同大学救命救急センター助教、東京大学医学部客員研究員を経て現在に至る。
さまざまな頭皮疾患に対する最新治療を常に探究し、丁寧で分かりやすい診療で患者様から信頼されている。